中学生になって、学校の勉強の仕方やテストに仕方も変わってきます。
小学校とは全く違う世界に子どもたちは楽しむとともに不安を抱えているかと思います。
この時期、親はどうしたらいいのでしょうか?
朝日学生新聞社のLINEで、『学びのプロセスに正しく乗せるそれが大人のするべきことだ!』と題したLINEを受け取って、長男君の経験と合わせて考えていきたいと思います。
このLINEの記事は、弁護士が落ちぶれた生徒たちを東大に合格させるべく熱血指導で合格に導いていくという作品『ドラゴン桜2』から引用されています。
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中学生になった子どもたち
子どもたちは大きくなってくると自分の意思をはっきりと示し、行動を自分自身で起こすようになります。
中学校は中間テスト、期末テストとまとめての試験になり、宿題も次の授業時や1週間後などになります。
このような宿題の形式になると、親は『宿題をしなさい』も『勉強もしなさい』も小学校のように毎日あるものではないので、声をかけづらくなります。
それは子ども自身が自分で計画を立てて実行していくという段階に来たということですね。
ここで、親は『もう分からないから!大きくなったから子ども自身に任します!』と言いたくなりますが、子どもは、小学校の夏休みの長期休暇で自分で計画を立てて勉強をしていたわけでもないので、子どもたちはどうしたらいいか分からないことも多いです。
中学生になったら親はどうしたらいい?
声をかけづらくなって、そのまま何も言わずテスト前になったら頭ごなしに
『勉強しなさい!』と言ってしまいがちですが、
きっとこの言葉が返ってきます。(経験済み(;’∀’))
こういわれてますます声を荒げて反論したくなりますよね。。。
こう声をかけたらだめならどうしたらいいのか。。。
代わりに勉強してあげるわけにもいきませんよね。。。
親がしてあげれらること
計画をたてることでストレスなく勉強の道へ導いてあげること。
今までの小学校の方法とは違うので、分からないという生徒は結構多いのです。
提出が1週間後、テストは3ヵ月に1回。わかっていることに対してどういう風に勉強をしていくか。
やるべきことを明確にして、それを細分化したり1日のやる分量を見積もってあげることです。
続けることが難しくならないように、どういう風に時間を作るかやる気を継続できる形に整てあげることです。
ノートの取り方、テスト勉強に仕方など、計画の立て方、学校でも教えてもらえるでしょうが、自分が培ってきたものを教えてあげてください。
目標の立て方
『チャレンジ目標』
『適正目標』
『最低ラインの目標』
の三本立てにして、具体的に用意をしてあげることが大切です。
自ら勉強し学べる子どもにするために
『結果とプロセスの両方を見てあげるように心がけましょう。』
試験の結果など『結果』だけを見てしまいがちになりますが、努力をほめる。行程をほめることを忘れずにしなくてはいけませんね。
『自学力』を身に着ける
朝日学生新聞社のLINEの記事で書かれていました。
『獅子は子を千尋の谷に落として育て鍛えるというが、そこに真理があるとすれば親獅子はちゃんと子が自力で上がってこられる程度の深さの谷を選んでつきおとしているはずだぞ。』
自転車の乗り方もそう、補助輪から始まり、出来るようになったら片方、両方と順番に外し、そのあとは後ろから支えてあげて乗ってみて、様子を見ながら手を放してあげる。そうして自転車が一人で乗れるようにななっていくものです。
中学生になったからと言って、自分でしていかなくてはいけないでしょと丸投げをしても出来ません。
自習の仕方を順を追って教えてあげることが大切です。
朝日学生新聞のLINEの記事では、『プラスティー』という勉強のやり方を教える塾では、自習の間に『管理自習』というものを用意しているそう。
授業が終わったらその場に残って先生の見えるところで自習をするというものだそうです。
自分でできそうと判断されたら、初めて自習室を使用することができるそうです。
自習の仕方を学んでこその自習なんですね。
中学生になった子どもの勉強 親はどうする? まとめ
色々書きましたが、お年頃なので反発されることもあるかもしれません。
それでもやり方が分かれば、子どもたち自身で先に進むことができるでしょう。
後は、難しいのは『習慣をつけること』。
我が家はただいまただいま試行錯誤中ですが、計画を立てることで、自分がどれだけできてないかなどできなくても客観的に見ることができるので、計画を一緒に立てたいと思います。
こちらがやる気満々になって必死で言ったら逆に逃げられてしまうこともしばしば。いい距離を保って導いてあげられるようにしたいものです。
勉強を嫌がるようになったらほかの理由もあることも!
勉強の仕方をお話しましたが、この時期は反抗期であったり思春期であったりするので、ちょっとしたことで勉強ができなくなってしまう事も。