おたふくかぜなど男の子がなったら困るもの、男の子特有の病気や症状などをご紹介します。
中には、すぐに対処しなくてはならないものもありますので覚えていて損はないと思います。
おたふくかぜ
昔から『おたふく風邪』は、男の子がかかると、子どもができなくなるといわれていますね。
しかし、これは、思春期~大人の時期、つまり精子をつくられている時期になります。
だから1歳くらいの子がかかっても精子に対して何かしらなることはありません。
むしろ、おたふく風邪の後遺症として心配されるのは、脳の髄膜炎や難聴が心配されます。
耳の聞こえはお子様しか分かりませんので、しっかりと様子を見てあげて下さい。
聞こえにくいと訴えていてもそこまでと思ってなくて病院に行かず難聴になったという話もあります。
おたふく風邪の後、聞こえにくいというようなことがあればすぐに病院に行ったほうが良いようです。
おたふく風邪の直接のお薬はありません。
小さい頃のおたふく風邪は心配いりませんが、やはり大きくなってからは重症化しやすく、睾丸炎や急性精巣炎などにかかることがあります。
※片側性の物なので不妊に至ることはないようです。
ただやはり、『おたふく風邪』にかからずに大人になると重症化しやすいので予防接種で防がれることをお勧めします。
おおむね、小学校入学前までに受けるとよいとされています。
- 思春期以降になるのが心配
- おたふく風邪で心配なのが、難聴と髄膜炎
- 耳の聞こえは要注意!難聴になります。
- 入学までに予防接種がオススメ
おたふく風邪の症状
おたふく風邪は、耳の下が腫れる『流行性耳下腺炎』と呼ばれ、ムンプスウイルスによって引き起こされるウイルス性の疾患です。
- 耳の下が腫れる
- のどの痛み
- 発熱(あまり高くならない子もいます) など
耳の下から顎(あご)にかけて腫れるので、食べづらいことが多いようです。
プリンやゼリーなどその子にとって食べやすいものを出してあげるのがおすすめです。
おたふく風邪の感染経路と潜伏期間
- 回復は10日ほどで回復します。
- 潜伏期間 2~3週間
(耳下腺が腫れる前7日ころから後9日まで感染力がある。) - 潜伏期間の間に、飛沫感染と接触感染により感染します。
- 出席停止期間は、耳下腺の腫れが引くまでは出席停止になります。
片方を失うこともある精巣捻転(せいそうねんてん)
Twitterで知ったあのむさん@a_no_mさんが、3才のお子様で経験された『精巣捻転』。
【男の子の親に知ってほしい!】
2019年4月4日。
我が家の3歳次男は「精巣捻転」で片方の精巣を失いました。
私に知識があれば失う可能性は低かった。。。
悔やみます。ずっと男の子がいる方にはこの病気を知ってほしい。
おなじ思いをしてほしくないです。#拡散希望https://t.co/vdbQHozZw4— あのむ@9y+6y+10m 子供に手がかかってなかなかブログ書けない人。 (@a_no_m) April 8, 2019
『たまたま』の片方を失うことがあるというのが『精巣捻転』です。
『たまたま』がねじれて壊死してしまうそうです。
ねじれてから6時間以内の手術で壊死を回避することができるそう。
ただ、おちんちんの痛みや、たまたまの痛みがあるそうですが、年齢が小さければ小さいほど、分かりにくいですよね・・・
でも、おちんちんを痛がったりすることは、他の病気にもつながっていることもありますので、すぐに病院へ行かれることをお勧めします。
子どもなら小児外科、なければ泌尿器科へすぐに行きましょう!
- ちんちんが痛い
- たまたまが腫れている
- ねじれてから6時間以内に
- 子どもなら小児外科!! 小児外科がなければ泌尿器科へ!
- 大人なら泌尿器科
あのむさん@a_no_mが詳しくご経験を書いてくださってます。
陰嚢水腫(いんのうすいしゅ)
男の子4兄弟で4番目にして初めて言われました。
『たまたま』にお水がたまった病気のことです。
男児の精巣は、お腹の中で出来て陰嚢まで下降して収まるそうです。
その際に一緒に水も移動するのですが、小さいころに水がたまっていても自然に抜けるそうなのですが、自然に抜けられなかった現象のようです。
この水がたまった状態が見られた時、心配されるのは、お腹の中に『たまたま』が残っている「停留睾丸(ていりゅうこうがん)」や「鼠経(そけい)ヘルニア」、「脱腸(だっちょう)」などです。
我が家のケース
我が家のちびちゃんの場合は、自然に抜ける水が抜けてなかっただけのようです。
特に悪さするわけではないので見かけが変わるだけのようです。
4男が大きくなって、「『たまたま』の大きさが違う!と困らないように手術しましょう!」といわれていたのですが、
風邪をひいてしまい、7歳になった今もまだ受けられていません(;’∀’)
『たまたま』の大きさが違ったり腫れていたら
水が溜まってるだけなら良いのですが、『たまたま』が大きさが違うや腫れているように見えたら心配ですよね。
その際は、腫れている『たまたま』を懐中電灯で照らすと、水が溜まってるようなら透けるし、脱腸やヘルニアなら詰まって見えるそうです。
腫れてるかな?と心配になったら試してみてください。
ヘルニアや脱腸だったら即手術になりますので、気になったらやはり、陰嚢水腫であっても病院に行かれることをおすすします。
男の子がなったら怖い病気や症状のまとめ
- おたふく風邪は、思春期以降が要注意!できれば予防接種を!
- 『たまたま』の腫れや痛みは要注意!病院へ!
- 『たまたま』などの症状は、子どもは小児外科、なければ泌尿器科